2009年を振り返って、振り返り記事を書きたいと思います。
まずは、ガジェット系から。
- iPhone 3GS
2008年に日本でも発売が開始されたiPhone 3Gの進化版となるiPhone 3GSが発売になりました。iPhone 3Gよりも高速化が図られ、非常に良く落ちたSafariや重くて使い物にならなかった日本語入力が使い物になり、更にはSoftBankによる”iPhone for everybody”施策によって、2009年はiPhoneユーザが非常に増えたように思えます。 - Nokia N97
iPhone 3G登場によって各社がタッチスクリーン携帯を次々と発売する中、Nokiaから発売されたタッチスクリーン携帯の代表がNokia N97です。iPhone 3GSと同等、それ以上のハードウェア性能を持ち、iPhoneへの対抗機となるか?と思われましたが、あまり盛り上がらずいまいちであったと思います。今年はNokiaの日本における営業・マーケティング部門の撤退だけにとどまらず研究開発部門まで撤退してしまい、Nokiaの残念なニュースをblogやtwitterで見ることが多かったように思えます。Nokiaの端末は非常に好きなので、2010年は明るいニュースを聞ける1年になってほしいなと思います。 - Android
Nokiaが勢力を失う中、iPhoneと共に台頭していたのはAndroidでしょう。
HTCやSony Ericssonといった大手ベンダーがAndroidを採用した携帯電話を発表し、日本でもNTT DoCoMoからHT-03Aが発売となりました。iPhone App Storeに対抗し、Android Marketを開設し、様々なアプリケーションが利用できるようにするなど、Googleが本気でモバイルに参入しようとしているように思えた1年でした。
2009年はHSDPAに代表されるよう、3G(W-CDMA)が成熟し、その成熟した技術を基に快適なモバイルができるような端末が多く登場したように思えます。しかしそれに合わせて、AndroidやWiMAXといった新しい技術も登場しました。2010年は日本でもLTEのサービスインが予定され、新しい技術を採用した製品が次々と発売されるのではないかと思います。
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