KDDI版iPhone 5/5s/5cでIPv6をつかう

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ついにiPhoneでIPv6が使えるようになった!

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iPhoneにおけるiPv6はiOS 6時代からサポートされており、VerizonではiPhone 5からサポートされていた。これはVerizonはLTEにおいてIPv6をオプションではなく必須テクノロジーとしたためである。 ((IPv6 at Verizon Wireless))

そのため、iPhone 5以降iOSデバイスはIPv6をサポートしているのだが、Carrier Bundleの設定で有効にされているキャリアと有効にされていないキャリアが存在する。

CarrierBundle内のRequiresIPv4v6PDPTypesがTrueになっている場合に対応するのだが、KDDI Carrier Bundleでは15.1からサポートされ、Carrier Bundle的には対応した。

しかし現実にはこれだけでは動くわけではない。APN側でIPv6アドレスを払い出さない限り使用することができない。KDDIではLTE NET for DATA ((http://www.au.kddi.com/mobile/charge/list/ltenet-for-data/))というISPサービスでグローバルIPv4/IPv6アドレスの払い出しを行っている。
上記ページにはiPhone, iPadは対応していない旨が書かれているが、実際はAPNを書き換えることで動作する。

そこで、APNをLTE NET for DATAのau.au-net.ne.jpに書き換えることで、IPv6での通信が可能となる。

構成プロファイルを使うことで自分でも設定することが可能だが、実際に動作を確認したプロファイルを置いておくのでもし良かったら使ってください。
KDDI_iPv6_enabler : https://nunnun.jp/src/KDDI_iPv6_enabler.mobileconfig

追記: KDDIのホームページにやり方書いてあった。(いつの間に!)kazubu thanks!!
LTE NET for DATAの利用方法

手元の端末ではiPhone 5 / iPhone 5s / iPad miniで試してテザリング含めて動作することは確認しました。

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3 thoughts on “KDDI版iPhone 5/5s/5cでIPv6をつかう

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