【注意】AppleのApple One (1) Year Limited Warrantyに記載されている、iPhone 4の正式な保証規定では
Apple may restrict service to the country where Apple or its Authorized Distributors originally sold the hardware product.
となっており、販売国・地域以外では原則的にサポートを受けられないということになっております。本記事はあくまで交換をしてもらえるケースがあったということ以上でも以下でもなく、実際にサポートを受けられない場合の責任は負いかねますのであらかじめご了承ください。
交換しようと思った訳
フランスのApple Store Onlineで購入した私のiPhone 4、残念ながら黄ばみの初期不良が出ており、交換してもらいたいなと考えておりました。しかし、Appleの保証規定によると発売国・地域でしかサポートを受けられず、実際iPhone 3GSにおいて香港版iPhoneを日本のApple Storeで修理してもらおうとした際、断られたという事例(ソースは忘れましたすみません)を聞いており、フランスに持って行くしかないなぁとあきらめておりました。
しかし、MacRumorsなどでは盛んに交換できたとか出来なかったとかそう言う話題が出ており、これはダメもとでも試してみるかと思い、実際に試してみることにしました。
どうせなら日本のApple Storeでやろうかと思ったのですが、待ちきれずアメリカ・ボストンにあるApple Store, Boylston StreetのGenius Barに持ち込んでみました。
交換の経緯
- Genius Barの予約を取る
これはやっておいた方が待たずに済みます。 - Appointmentの時間にApple Storeに行く。
- フランス版だということを告げず、iPhoneが壊れているんだけど(僕の場合はYellow Spotsがある)と言う。
- Genius Barの人(以下中の人)が、実際に故障かどうか確認する。
僕の場合はYellow Spotだったので、ほらここ!と言って終わりでした。 - 中の人が、シリアルを確認する。
- 「わかった。交換しよう」と中の人
- おもむろに新しいiPhone 4を持ってきて、「ちょっと書類出すから待ってねー」 と中の人
- ここで、「実はそれフランス版でunlockedなんだけど、交換してもunlockedのままだよね?」と聞く。
- 中の人、シリアルをまたMacに打ち込んで画面とにらめっこ。「確かにフランス版でunlockedだねー」と。
- 中の人、ボスみたいな人に確認しに行く。
- 中の人「問題ないよー。交換するよー。ちょっと待ってねServerで設定するから」といい、Mac相手にかたかた。
- しばらくして、サーバで設定ができたらしく、「おっけー。終わり」と。
- 不安だったので実際に確認させてもらう為に、AT&TのSIMと3 HKのSIMを両方その場で挿して試してみましたが、ちゃんとunlockedのままでした。
まとめ
- iPhoneのSIMロックはAppleのサーバ(おそらくActivation Server)で管理しており、最初のActivation時にiPhoneに書き込まれているものと思われる。
- 従って、技術的にはどこの国でもサポートを受けることが出来る。
実際私のiPhone 4は購入時はフランス版であったため、型番がMC605FB/Aでしたが、交換後MC319LLになりました。 - 黄ばみ問題だから特別措置という雰囲気ではなかったので、普通のサポートも同様に受けることが可能だと思われます。
- SoftBank版などのキャリアロック版も技術的には同様にサポートをうけることが可能に思われますが、SoftBankがSBで販売したiPhone以外に黒SIMを発行していないことから、避けた方が良いと思われます。
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落として割れたIphone4を無料で直す方法ない?
その方法は無いと思います・・。
あります。
バンパー付けてると無償修理になりました。