Category Archives: Technology

Kindle DX用のM+IPAフォント

Kindle DXを購入してしばらくたつが、
unicode hack fontで導入できるDroidフォントでは気に入らないので、
練習をかねてM+IPAフォントを導入してみた。

こんな感じ。ちょっと個人的にはいまいち。

IPAフォントなので、公開して問題ないはずなので、作成したファイルを公開します。
Kindle DXでは動作を確認しておりますが、Kindle、Kindle 2では動作は不明です。

フォントの置き換えは最悪起動しなくなる可能性がありますので、
くれぐれもお気をつけください。

またこれらを使用した結果、動作しなくなったとしてもこちらでは一切サポートはできませんので、自己責任にてお使いください。

Kindle 2,DX用M+とIPAフォントを組み合わせたフォント [kindle_mplusipa_font.tgz]

[追記 2009/09/17]

明朝も作ってみました。
http://blog.nunnun.jp/amazon_kindle_dx_font_hack_2.html

TunnelbrokerがTokyoにv6トンネルを設置してた

IPv6のトンネルをタダで提供してくれてる
Tunnelbroker [Hurricane Electric] が、昨日東京にもトンネル終端を設置してくれた模様。 

早速トンネルを張ってみたのだが、どうやらKDDIからだと太平洋を往復してしまうみたいで、
ちょっと残念。(まぁKDDIはサービスとしてv6トンネルあるからそれを使えということかw)

traceroute to 74.82.46.6 (74.82.46.6), 64 hops max, 52 byte packets
1  gateway (10.10.10.1)  0.828 ms  0.464 ms  0.507 ms
2  211.18.15.34 (211.18.15.34)  4.918 ms  4.918 ms  4.512 ms
3  211.18.15.46 (211.18.15.46)  4.751 ms  4.671 ms  4.444 ms
4  nhshibuyart103h.v4.kddi.ne.jp (211.18.15.62)  5.899 ms  6.248 ms  5.894 ms
5  sjkmlsw103.v4.kddi.ne.jp (211.5.4.25)  5.852 ms  5.953 ms  7.504 ms
6  sjkmlsw02.v4.kddi.ne.jp (61.202.2.189)  6.204 ms  5.207 ms  5.145 ms
7  tkycore04.v4.kddi.ne.jp (210.168.192.5)  6.554 ms
tkycore04.v4.kddi.ne.jp (210.168.192.53)  7.064 ms
tkycore04.v4.kddi.ne.jp (210.168.192.37)  33.354 ms
8  otecbb302.kddnet.ad.jp (203.140.128.105)  7.150 ms  7.298 ms  8.649 ms
9  otejbb204.kddnet.ad.jp (203.181.97.169)  7.133 ms  6.826 ms  6.919 ms
10  pacbb002.kddnet.ad.jp (203.181.100.94)  306.598 ms  202.313 ms  207.730 ms
11  ix-pa7.kddnet.ad.jp (124.211.34.130)  122.330 ms  126.824 ms  125.322 ms
12  124.215.192.82 (124.215.192.82)  124.002 ms
203.181.104.170 (203.181.104.170)  111.577 ms  111.307 ms
13  10gigabitethernet4-1.core1.sjc2.he.net (72.52.92.70)  116.991 ms  115.286 ms  115.321 ms
14  10gigabitethernet1-2.core1.tyo1.he.net (72.52.92.238)  250.585 ms  250.835 ms  250.782 ms
15  tserv22.tyo1.ipv6.he.net (74.82.46.6)  238.623 ms  238.672 ms  238.623 ms

v6的にも太平洋を往復してしまうので、うち(KDDI)から使うのは微妙。

ただ、Asahi-netとかだと20msぐらいでいけるという話もあるので、ルータとかでv6をトンネルするにも安価でサービスを提供している事業者がいない日本において、v6の実験とかに使えてよいのではないかと思う。 

IHANetに参加した・ネットワーク事情。

技術ネタ。

2週間ほど前に、IHANetなるインターネット上の有志のネットワークに参加した。
IHANetとはいわゆるISPが行う、AS番号を割り当ててBGPとかのルーティングプロトコルで経路を交換して、インターオペラビリティの実験や個人のスキル向上をしましょうというグループで、Tomochaさんとかいろいろな人がいます(笑

個人的にはまったポイントが有ったので、軽くまとめ。

  • Cisco IOS(12.4系)でlink-localアドレスを用いて経路をBGPにより交換する場合
    router bgp 64535
    neighbor peer peer-group
    neighbor FE80::2008:1%Tunnel8 remote-as 64525
    neighbor FE80::2008:1%Tunnel8 peer-group peer
    neighbor FE80::2008:1%Tunnel8 update-source Tunnel8
    !
    address-family ipv6
    neighbor peer soft-reconfiguration inbound
    neighbor FE80::2008:1%Tunnel8 activate
    network 2001:268:355::/48
    exit-address-family
    !

    といってlink-localアドレスにインターフェイスを追加する必要がある。
    当たり前のようで、はまってしまったので注意。

  • IPv6がmtu 1280以上のパケットをはじく
    これは未だ何が原因だがわかっていないのだけど、IIJ系からMTU 1280以上のパケットを送るとKDDI大手町のトンネルルータから先パケットが届かなくなる。
    KDDI側の問題は考えづらくたぶん僕の問題だと思うが、とりあえず以下のコマンドで直った。
     ipv6 virtual-reassembly max-reassemblies 1024

後は最近家にiSCSIに対応したNASを導入した。
元々会社にiSCSIを導入してESXi周りをすっきりさせようと思ったのだが、コストがべらぼうにかかる(Dell MD3000iにSAS 1TBx15を積んで100万ぐらい)のと、ぶっちゃけストレージをGbEなんかに乗せて大丈夫なの?っていうのが有ったので、見送った。ただ、現実問題いつかストレージ周りを統合させないといけなくなったときにどんなもんかわからないのもイヤなので、家で購入してiSCSI + ESXiでどの程度スループット出るか試してみることにした。

購入したのは、QNAP TS-509 Pro
またセットアップしたところまでなので、何とも言えないが単純NASとしてはかなり早い。
NASとしては優秀だが、iSCSIとしてシステムドライブを入れたりするとどうなるのかはかなり興味深い。
ベンチマークとったりして試したいと思う。

Using VPN Service with Mac OS X at Zhejiang University (浙江大学)

In Zhejiang University (浙江大学), they provide Internet Connection Service via L2TP Tunneling VPN. But it only supports Windows Platform(XP or Vista) not works in Mac, Linux Platforms.

On the internet, someone posted Instruction of VPN Connection with Linux (Ubuntu). they tried connect with xl2tpd but osx does not support it. so i tried following steps.

Note: I tried in Leopard (10.5.6) 

  1. Edit /etc/ppp/options
    Mac OS X’s L2TP VPN always uses IPsec encryption. So we should turn off this feature. Add Following Lines to /etc/ppp/options
    plugin L2TP.ppp
    l2tpnoipsec

  2. Open System Preferences to make VPN Connections
    Server Address: lns.zju.edu.cn
    Account Name: foobar@a or d or so.
    Open “Authentication Settings” and enter your VPN password in User Authentication field(confirm “Password” checked and keep Machine Authentication field blank, we don’t use IPsec encryption)
  3. Click Apply then connect.

I hope it helps.

それにしても酷い英語。

UQ WiMax 来た

UQ WiMAX UD01SS

モニターに応募をしたら、なんとモニターをさせていただけることとなり、今日スティックタイプのUD01SSが到着した。

Macには対応していないのははじめから承知の上だったのだが、なんとしても使いたいので、いろいろ試したが、無理だった(笑)

OEM元でドライバーを入手したのだが、どうもこのデバイスUSB Composite Deviceなので、Mass Storageを殺さないとネットワークデバイスになってくれない模様。

ドライバー: http://www.ktwibro.com/ktwibro/customer/down_view.html?idx=124

たぶんMass Storageを殺せれば、GCT Semiのチップを積んだ他のデバイスのドライバーが上のリンクのドライバーに含まれているので、Product IDをいじれば多分使えるはずだと思うんだよね。週末に再度やってみよう。

肝心の電波はというと、新宿の僕の家では屋内では電波が弱すぎて接続できずでした。
屋外に行ったら多少違うのかもしれないけど、こりゃまだまだだ。 

[メモ] [CPP] Mac OS Xでboostをコンパイルする

Leopardでboostの32ビットと64ビット混合のUniversalなバイナリーを生成したのだけど、BJAM_OPTIONの改変だけじゃうまくいかなくて、darwin.jamをいじったので、メモ。

darwin.jam
arch-addr-flags darwin OPTIONS : combined : 64 : -arch i386 -arch ppc -arch x86_64 -arch ppc64 ;
configure
BJAM_CONFIG="macosx-version=10.5 architecture=combined address-model=64"

これでうまくいく。

[Blackberry][Bold] MacとのPIMの同期 続報

Missing Sync for Blackberry 2.0がリリースされましたが、どうやらBluetooth経由のSyncであれば日本語を含む2バイト文字の同期が可能になったみたい。

Missing Sync for BlackBerry 2.0 Unicode Issue
https://support.markspace.com/index.php?_m=knowledgebase&_a=viewarticle&kbarticleid=335

実際に試して見たところ、ちゃんと同期されました。

しかし、残念なことにフリガナはまだ同期されない模様・・。

サポートに連絡して対応してもらうようお願いしてみます。
ただ、これで少なくともMacでBlackberryと全く同期できなかったいままでと比べてかなり使い勝手が上がったと思います。

[Updated on 09/03/04]

サポートの方からメールが来ました。

I will pass your information along as a feature request to the Engineering dept.

とのこと。ということで、しばらく待ってみます。

Google on IPv6

ネタとしては古いが、自宅のネットワークがようやくIPv6 readyになったので、Google on IPv6を申し込んでみた。

Google over IPv6

仕組みとしては、ホワイトリストに載ったDNS resolverからの問い合わせにはAAAAレコードを返すけど、そうじゃないDNS resolverからの問い合わせにはAレコードしか返さないよってことみたいで、フレッツのIPv6プレフィックス問題のように、変にAAAAレコードを返すとGoogleに繋がらない!!なんて状態が生まれちゃうから、当然なんだけどね。

もともとWebには、

Your network must provide and support production-quality IPv6 networking and provide access to a substantial number of IPv6 users.

って書いてあったのを承知の上で、メールしてみた。

あえなくGoogleの中の人から、

Can you provide an estimate of the number of users in 2001:268:355::/48? At this time we prefer to enable Google over IPv6 for networks with a substantial number of users.

なんてメールが来てしまって、撃沈。

うちのネットワーク、クエリーを転送できる上位DNSとか無いからこれじゃいつまでたってもGoogleをIPv6で見れないじゃないか(笑

GoogleをIPv6で引けるネットワークのDNSへのクエリーを許可してくれるような神様が居るといいんだけどw

FriendFeedのIM機能が便利。

若干話題としては古いが、FriendFeedのIM機能が非常に便利である。

FriendFeedはblogのエントリーやTwitterの発言をまとめ、それらを友人と共有することのできるサービスである。
ログインすれば、友人の最近のオンラインでの活動が一目でわかるため、既にご存じであったり利用されている方も多いと思う。

そのFriendFeedがIM機能を追加した。

友人が何かオンライン上で活動したら、IM(Google Talk)でお知らせしてくれるというものだ。

 

別にFriendFeedがお知らせしてくれなくても、Google ReaderもあるしTwitterもあるしと思うが、Subscribeする人が増えればそれをちゃんと追うことは厳しくなると思う。

たとえば、友人のBlogとEngadgetなどを一緒にGoogle Readerに登録すると、Engadgetの記事に紛れて友人のBlogの記事を見逃してしまうことも少なくないだろう。かといってその為だけに、FriendFeedを毎日チェックするのは面倒だ。 

IM機能は、友人やサービス毎に配信する・しないの設定をすると、誰かが何かPostすると、すぐにGoogle Talkに配信してくれる。

実際、私はBlackberryに配信させているが、非常に便利である。
無駄にGoogle Readerを開く必要もなくなるので、パケットも節約できる。
何よりも、SMSに比べGoogle Talkの方が、FF側のコストも少なくて済む。 

IMのコマンドが、TwitterやJaikuなどと互換性が無いことや、Postするのにも”@me something”としなければならない等、不便な点も多いがそれを差し引いても便利な機能ではないかと思う。

[BlackBerry Bold] ファームウェアを167にアップグレード

AT&TからBlackBerry Boldの新しいファームウェア(v4.6.0.167)の
東アジア言語版(East Asia)が出ていたので、早速アップグレードしてみました。

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
BlackBerry – BlackBerry Desktop and Device Software Download Sites

まだ香港キャリアからは新しいファームウェアは提供されていないので、
米国AT&Tを選択して、vendor.xmlを削除します。 

日本語フォントはまだ明朝体ですが、可読性が向上しました。


↑ 以前のバージョン (162)


↑ 新しいバージョン(167)

行間が詰まって大分読みやすくなった。

162で一部文字がゴシック体で見えていたが、調べてみたら
中国語繁体字フォントに一部の日本語文字(漢字・カタカナ)が含まれていて、
そのフォントが何らかの原因で表示されるとゴシックで表示されていたみたい。

是非日本語フォントも明朝とゴシック両方揃えていただきたいと思う。